子供を車に乗せていると、靴でシートを踏んだり、食べカスをこぼしたり。
赤ちゃんの頃はミルクを吐いてしまうことも珍しくありません。
一度車のシートに汚れが染みこんでしまうと簡単には洗い落とせないので、必要以上に子供を叱ってしまうこともありました。
我が家では、汚れに対して過敏に反応するのが嫌なので、シートカバーを装着するようにしました。
車を2台所有しているのですが、一方の車はシートにピッタリはまる車種専用のシートを使っていて、一方の車はどの車にも使える共通シートを使用しています。
それぞれのメリットデメリットをご紹介しますので参考にしてみてください。
車種専用シートのメリット
高級感がある
一見すると座席にシートを装着していることに気づかないほど、元のシートにピッタリ装着できます。

我が家では標準的な価格のシートを購入しましたが、革製のシートなど、高見えする物もありますので、元のシートが気に入らない場合はお気に入りのシートでグレードアップしてみるのも良いかもしれません。
ズレない
元のシートにピッタリに装着できるので、座席の上で人が動いてもシートがずれることはありません。

ヘッドレストも隙間無くカバーされています。
子供たちは特に動きが大きいので、いちいちシートを直さなくても良いのは助かります。
撥水性がある
専用シートには撥水機能が付いていることが多いので、少量の水分や、軽い汚れなら、タオルで拭いてあげれば汚れが落ちます。

上の画像のようにミルクがこぼれて汚れてしまうこともありますが、濡れたタオルなどで拭けば元通り綺麗になります。
子供たちは頻繁にお茶やミルクをこぼしてしまうので撥水性は高い方が便利です。
専用シートのデメリット
装着に時間がかかる
パーツによっては多少の力を入れて装着が必要な場合があるので女性が装着するのは手間取るかもしれません。
これを頭部分・胴体部分・座面部分とすべての座席分装着していく必要があり、男性の私が作業した場合でも30分程度の時間がかかりました。
洗えない
シートを洗う場合はせっかく装着したシートを一度外して、洗って、再度装着する必要があります。
基本的には洗うのではなく、タオルなどで拭いて対応することが前提だと思います。
ただ、子供たちが小さい頃は病気で嘔吐してしまうことも珍しくないので、臭いや感染が気になる場合は取り外して洗浄する必要がでてくるかもしれません。
共通シートのメリット
装着が簡単
我が家では布地のシートを購入しました。

ゴムのバンドをシートに引っ掛けていくだけで装着できるので、簡単ですし、時間もかかりません。
慣れれば5分くらいですべての座席に装着できます。
使いまわしができる
同じようなサイズの車であれば同じシートを使いまわすことができます。
車を買い替えたとしてもシートは変わらず使い続けることができるので、費用の節約になります。
洗える
布製のカバーなら、洗濯機に入れて洗うことができます。
シートの取り外しも装着も簡単なので、子供たちが汚してしまっても気軽に洗うことができます。
特にジュースなどをこぼしてしまった場合は臭いが残ってしまうので、洗濯可能なのは心強いですね。
安い
専用シートと比べると安価に購入できます。
値段が安いので、例えば2種類購入して、気分によって模様替えを楽しんでみるのも良いかもしれません。
デザインが豊富
豊富な色やデザインの中から選ぶことができます。
鮮やかな色合いのシートで車内を華やかにしてみたり、モノトーンなデザインの物を使って落ち着いた雰囲気の車内にしてみたりなど、自分好みにアレンジできるので、楽しい気分で運転することができます。
共通シートのデメリット
ズレることがある
ゴムバンドで装着しているだけなので、大きく動くとシートがずれてしまいます。
ズレたまま気づかずに元のシートが汚れてしまう場合があるので注意が必要です。
カバーできる面積が狭い
座席全体を覆うことはできませんので、側面などは空きができてしまいます。

主要部分は覆われているので汚れ対策で問題になることは無いかと思いますが、デザイン的に気になる方はいるかもしれません。
結論どちらがおすすめ?
個人的感想ですが、かわいい雰囲気が好きなら共通シート、高級感を求めるなら専用シートの方が、好みのシートを探しやすいと思います。
ただし、装着の手間暇や、汚れの落とし方でそれぞれ一長一短あるので、子供の年齢やライフワークに合わせて検討してみてください。