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上場企業親会社と子会社。どちらが子育てに便利?事務職の場合。

私は現在、上場企業である親会社の経理業務を一部手伝いながら、その子会社で働いています。

子会社の現状と、私が目にしたり聞いたりした親会社の情報とを比較しながら、どちらが子育てにとって便利なのか考えて行きたいと思います。

親会社・子会社って?

たとえば、トヨタが親会社ならトヨタホームとかダイハツとかが子会社です。

簡単に言うと、子会社の経営権を持っているのが親会社です。

私が勤めている会社の概要

親会社:県下トップクラスの企業。

子会社(弊社):従業員50名程度の中小企業。斜陽産業。

親会社・子会社のメリットデメリット

あくまで私が所属するグループの内容ですので、参考程度に読んでください。

親会社のメリット

給与が高い

おおよそ子会社の1.5〜2.5倍くらいの給与水準で、役職が上がるにつれて子会社との給与差は広がっていくイメージです。

給与額に比例して退職金の積立額も大きくなるため、退職時の金額にも大きな差がでてきます。

専門的な知識が身につく

子会社の統括業務や、グループ全体に影響する責任感の重い業務に携わることができるので、中小企業では身につかない知識を得ることができます。

一つのプロジェクトに対して複数人で取り組むことになるので、何でもできるジェネラリストよりも、一つの業務に特化したスペシャリストになっていく場合が多い印象です。

会社が安定している

親会社の利益率が高いことはもちろんですが、子会社が複数あり、業界も多様化しているので、リスクが分散されていて不況にも強いです。

一つの子会社で業績が悪化した場合でも、他方の子会社の利益でカバーすることができるので、安定感があります。

親会社のデメリット

高い能力や責任が求められる

法改正や世論の変化に応じた対応が常に求められますので、必要な情報を捉えて、取り入れていく能力が必要です。

子会社への指導なども業務に含まれることがあるので、他人に説明できるだけの深い知識や人柄なども重要になってきます

子会社のメリット

福利厚生が良い

子会社においても親会社並みの福利厚生を受けられることが多いです。

私も残業0、有給9割消費、土日祝休みで働けていますし、パパ育休も取ることができました。

グループ会社の施設やサービスも社割価格で使用できる場合があります。

あくまで、同程度の中小企業と比較した場合ですが、福利厚生は恵まれていることが多いはずです。

売上が安定している

親会社やグループ会社から一定の仕事をもらえるので売上が安定しています。

不景気な業界で私が勤める会社が成り立っているのは完全にグループ会社の恩恵です。

子会社のデメリット

親会社に逆らえない

売上の大半を親会社が占めているので、親会社に頭が上がりません。

私が勤める会社では、グループの企業イメージ向上のためにSDGsに取り組んでほしい、優良企業認定を受けて欲しいなど、指示を受けることがありました。

親会社からの指示を断ることは難しい場合が多く、規模の小さい子会社にとっては大きな負担となる場合があります。

親会社並みに法令遵守が必要

法令遵守によって社員が守られている点ももちろんありますが、事務仕事などは厳しい基準を満たす必要があるので面倒な場合があります。

昇格が限定される場合がある

私が勤める会社では親会社からの出向社員が社長を務めていますが、会社によっては役員や部長クラスまでも出向社員が占める場合もあります。

この場合は子会社で直接採用された場合、例えば課長までしか昇進できない、という可能性が出てきます。

経験や能力に応じて昇進していきたいという考えがある場合には、入社前に確認しておきたいところです。

雰囲気が緩い

我が社の場合だけかもしれませんが、大した努力をしなくても親会社から仕事が入ってくるので向上心がありません。

バリバリ仕事をしたい人からすると物足りなく感じるかもしれません。

親会社と子会社どちらが良いの?

高い給与を求めるなら親会社一択。

のんびり仕事をしたいなら子会社の方が合っていると思います。

親会社の方が優れていることは間違いありませんが、高い専門性と責任感が必要となります。

時には長時間労働してでも業務を完了しなければならない場面もありえます。

ライフワークバランスだけを考えるなら子会社も悪くない選択肢だと思います。

自分一人での転職が不安な場合は、専門のエージェントに相談すると良い転職先が見つかります。無料なので試してみてみてください。

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